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スパカセエミュレータを動かす!

一部で噂の(?)SCVエミュレータ。この度自力でBIOSを読み出してみました。

リンク

TAKEDA, toshiya's HOME PAGE
SCVエミュレータの作者のページです

Enri's Home PAGE
SCVを初め各種クラシック機種の解析が掲載されています。

スパカセ・エミュレーション時代到来

 正月休みの時にWebを眺めていたらスーパーカセットビジョン(SCV)のエミュレータを作成されているページを発見。

 以前「スパカセのエミュは実現困難(ここの2004.10.31)」と書きましたが、問題だったD7801のエミュレーションも成功されたようです。ついに、スパカセもエミュレートされる時代になりました!

 この素晴らしいエミュレータに敬意を表すために(?)自分でも読み出し装置を作ってみました。回路は新設計で、LanFamiの延長上にあるものです。

 「H8の動作モード5では、PORT5の出力はアドレスバス専用」などの罠に引っかかり再設計もありましたが無事二代目の回路(写真)で読み出しに成功。

 

 BIOSを読み取るためにRAMカートリッジも作成しました。BIOSはCPU内蔵ROMにあるため外部からは読み出せず、自前の読み取りプログラムを走らせる必要があります(参考)。

このRAMカートリッジではバックアップ電源を省略しました。100μFの電解コンデンサを一時的な電源として使っています。

SCVに差し込む時は電源を入れてリセットを押しながら差し込みます(故障の可能性もあるので自己責任でお願いします)。電源を切った状態で差し込むとコンデンサの電荷がSCV本体に吸われてしまうためです。

 

 

BIOSを読ませてみました。…動いた! ゲームカートリッジの動作も確認。難攻不落だったSCVが目の前のPCで動いたのは感動モノでした。

制御プログラム

scv.c

LanFamiと同様にMES2.0の開発環境下でコンパイルします

ソースにはEnri氏のコード(21バイト)が含まれています

2006.1.13 Root

2006.1.16 リンク追加

 

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