フリートークのページです。
冬コミ新刊「16×16ドットの青春」を入稿してきました。これで12/30には会場に本がある予定。秋葉原のメッセサンオー(の基板店)にも1月中旬頃には置いていただく予定です。
今回は再制作版でしたが、手間は結局全くの新刊と同じくらいかかりました。前の「16ドット」を持っる人はそんなに多くないと思うけど、もう一度読んでいただけるような本を目指しました。さあ結果はどうなるか…
ひと昔前は、家庭用は業務用と違ってインカムを気にせずにプレイヤー本位のゲーム作りが出来る、という雰囲気だったけど、今は逆に家庭用市場の不健全さの方が気になる。
いや、何かと言うと単に「欲しいソフト(ハード)がどこに言っても売り切れ」という事(笑)。DCは個人的には今は不要なんだけど、予約してもその店に一台も入らなかったとかそういう話があちこちで聞かれる。ビートマニアのコントローラーとか、ゼルダとか、とにかく予約限定完売の嵐、嵐。レア感煽って値崩れや中古流出を避けるためなんだろうか?
この秋、唯一まともに売られてたのは「ネオジオポケット」位なんじゃないかと(笑) SNKは業務用の会社だから、そういう家庭用のやり方に慣れて無いのか。業務用はレア感という概念が無いから、その分正直な世界なのかもね。業務用の中古は「誰かに飽きられた」のでなく「皆に飽きられた」時に登場するので、中古問題も起こらないだろうし。
ちょっと「通」なアニメファン、実際にはアニメファン以外も似たところあるけど、何となく単純な勧善懲悪パターンを嫌う傾向って、あるよね(^^;
善悪の概念など無意味だ、双方にそれぞれの事情があって戦っている、みたいな感じの方がが受けがいい。
それはそれでよく分かるんだ。でも20を過ぎた男がパソ通でその手の世界観をアツく語られると、オイオイって思うのも本音なんだ。モラトリアムってやつ?(←綴り違ってるかも)。そろそろ他人に語れる価値観を持とうぜ、みたいな事をガラにもなくつぶやいてしまう。
前記の世界観は初めて出た時には非常に画期的だったと思う。例えて言うなら、情報が乏しい時代に、食器を持って食べるのが正しいとだけ教えられた日本人が、インドとかの食習慣を知った時の驚きみたいのは、あると思うんだ。
そういう時代に、「食器を使わないのが正しい世界もあるんだ!」と主張するのはエポックメイキングな出来事だった。でも御覧の通りインターネットでどうこうという時代にそれを主張しても始まらない。「そういう世界もあるけど、俺は箸で食うんだ」というような選択をするしかない。で、子供を育てる時、手で食べようとしたら叱らなければならない。それが唯一絶対の真理でないと分かってても叱るんだ。
ゲームに比べるとアニメはそれが作られた時代に大きく依存している。時代に合わせる必要もないけど、好きな作品の世界観が今でも通用するか、もしくは思い出領域に入ったか時々確認すると、より良く付き合えるんじゃないかと思う。
(なんだか漠然とした話でゴメン)
一部の方へ。コミケット55スペース取れました。参加名「流線堂」。スペースは上記の通り。落選が続いてたので、封筒を取るときは久しぶりにドキドキしました(笑)。ああコミケは私を見捨てなかった。ありがとう。
なんだか、「ドラゲイツ」というビルゲイツとドラえもんを混ぜたような変なキャラがいるらしい。で、そのページを見てみた。なかなか面白いパロディじゃないかと思ったが、URLを見ると個人のページじゃないらしい。下を見ると(C)小学館の文字が…
おいっ、サザエボンの真似を本家でやっちゃいけないでしょうが
というか、小学館にとってはドラは使いやすいキャラらしくて、あちこちで使っている。が、ちょっとこれはやり過ぎかなあと悲しくなった。著作権って何? という感じ。この点ではとにかくディズニーは偉い。ディズニーだったら死んでも「ビルマウス」なんて許さないだろう。ましてや自らそんなキャラを登場させるような真似はしない。FF関連は版権がおおらか、というかかなり整理されてないらしい。例えば代表作のはずの「オバQ」すら版権が未整理で出版できない位だそうだ。いっその事FF関連の版権、全部ディズニーに買い取ってもらおうか(苦笑)