今日の話題(98年7月)

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フリートークのページです。


7月30日(木)

 いやあ、半月空いてしまいました。実は夏コミに出すオールドゲーム本の原稿作成で忙しかったんです。先週なんとか印刷所に入稿して、やっとラクになれました。

 そういえば夏コミのインフォメーションがこのページにありません。作らなければ…

 今年1月に作った「中古撲滅キャンペーンに関する予測」は割と反響の多いページで今でも感想のメールが来ます。最近ARTSのBBSで紹介されたので見に来る方が多いようです。「やり過ぎ」という意見も… 私はなるべく極端な方向にネタを考える傾向があるみたいです。

7月18日(土)

■「もののけ姫」の次

 これはアツいニュースだぜ(笑)。来年夏に公開するスタジオジブリの新作は「ホーホケキョ・となりの山田くん」に決定だ! これは朝日新聞の朝刊の新聞四コマ(連載中)。内容も本当に王道的新聞四コマで、その人畜無害さは「サザエさん(原作)」を上回り、「サザエさん(アニメ)」といい勝負だ。それを更にアニメ化するんだから、もう何と言っていいのか、半導体工場のクリーンルーム並みの人畜無害さが期待できる。さすが「良識のジブリ」だね(笑)。

 多分、正式発表されてない時に「次のジブリ映画は新聞四コマだぜ」と話してもギャグにしか受け止められないと思う。原作をなぞるだけがアニメじゃないとは言え、二時間の映画にできるとは常識的に考えられない。

 どうやら「家族」をテーマとして考えてるようだけど、新聞四コマをベースに「家族の在り方」をイデオロギッシュに主張する気なんだろうか。それだったら世間の感覚とズレすぎてて、病的だなあ。うーん、考えても考えても何がやりたいのか、分かりません。

■有意義なインターネット?

 どっかの掲示板であった笑い話。あるゲームについて「通信対戦できたらいいなあ」という願望が書き込まれた。通信対戦がメジャーになった今じゃ、当たり触りない書き込みだったんだけど、
「インターネットを玩具にしてはいけません」
と注意するレスが付いていた。凄いなあ。きっとこの人はインターネットを凄く有意義に使っているんだろうなあ。もしくは凄く有意義な使い方するべきと思っているんだろう。

 これはもう、「電話は玩具でないので、他愛もない世間話はいけない」と言うようなものだと思う。インターネットはまだ新しいモノだから、それ自体が何か特別に意義のある物だと考えている、と推測できる。百歩譲って心情を察すると遅いプロバイダーを使ってて、回線が遅いのは皆が通信対戦ゲームをしてるからだ、と憤慨してたのかもしれない。

 ネットなぞやる人間は物事を真剣に考える人が多いので、世間の感覚からズれる事はよくある事なんだろう。

7月16日(木)

 最近アマチュアとプロの垣根が崩壊した、とか言われてるがそれはアマチュア側の自意識過剰だろう。この傾向は創作漫画同人誌に強い。やってる事がプロと同列だからだろう。ゲーム系で同人をいくらやっても「ファン」の立場に変わりはないので、ことさら垣根を意識する必要はないのだ。はっきり言ってもしプロがアマチュアと同列になったら、絶対的なお手本が無くなって私なんか悩んでしまうのだが…

 例えて言うなら、渋谷でブイブイ言わせてるチーマーが、新宿の歌舞伎町に乗り込んで「歌舞伎町はオレのシマだ〜」と叫んでいるようなものだ。プロの極道に胸ぐらつかまれて「分かってんのかコラァ」とシバかれるカッコ悪さがある。でも最近は歌舞伎町にも「スーパー高校生」なるものがウロチョロしてて始末が悪い。銀座と新宿だけは大人の街でなければいかん。

7月15日(水)

 イエ〜イ、今ごろだけど、ビートマニアのHOUSEを初めてクリアできた。この曲の攻略を始めたのが先週なので、まあまあだと思ってる。この曲はとにかく暗唱できる位頭で覚える事。ゲーム画面の譜面は見なくてもいい、という位覚える。一見複雑だが、短いフレーズの繰り返しで構成されているので覚えるのは結構楽だ(むしろHIP-HOPやAmbientの方が覚えにくい)。

 ネットで譜面を流してくれた人、見てないでしょうがありがとう。

7月4日(土)

 昨日の朝日新聞の夕刊に「コンピュータはチェスで人間を負かすまでに賢くなった」と書いてあった。単に可能な手をしらみ潰しに試して、その中で最も点数が高い手を選んでいるだけなんだけど。正確に書くなら「賢くなった」んでなくて「速くなった」と言うべきか。まあ知らない人に凄いことをやってるように見せるという点で、コンピュータというのは人類史上最高のハッタリ道具だと思います。

 いつの間にダイナマイト刑事2が出ていた。画面が滑らか過ぎて刑事らしくないって言ったら、怒る?(^^;

 トップページにも書いたけど、「FUSION」というDOS用Macエミュレータが凄い。K6-200MHzでMacOS7.5.3が実機さながらのスピードで動く。Pentium2なら元の機種(68040-33Mhz)以上の速度で動くかも? ダウンロードできるのはデモ版で、フルに楽しむなら商品版を購入する必要があるけど、デモでも十分使えます。

 注意として、MS-DOSモードで動作するためWin95を終了させる必要がある、FUSION.EXEと同じディレクトリにERRORS.TXTというファイル(中味は何でもいい)を置かないと起動しない、Macのシステムにネットワーク関係の機能拡張やコンパネがあるとフリーズする、というのがある。またエミュレートするMacは68k搭載機種だ。

 残念ながらROMは付属のツールで実機から吸出す必要がある。仮に怪しいサイトを探してROMを見つけたとしても結局MacOSが必要なのでMacオーナー(しかも68k)でないと使用できない(忠告:MacOS7.5.3は50Mbある)。でもPC用Macエミュの本命登場と言えるだろう。(インストール方法はこちら


感想などはnemoto@exa.co.jpまで