更新日: 2002年 03月 01日
先日の土曜、幕張メッセのAOUショーに行って来ました。ここ数年、単に新作発表目当てで行くにはちょっと厳しいショーになってしまってます。しかし個人的にはそんな状況も含めていろいろ肌で感じたいために、毎回ショーには足を運んでいます。
今回、純粋な基板物のビデオゲームで目立った新作はソウルキャリバー2(ナムコ)ぐらいでした。他は大型筐体にマスメダルやゲームセンター用パチスロ、などが主でした。それにしてもSNKやカプコンも姿を消し(カプコンは撤退、ですが)、アルゼの出展も無かった今回、メーカーが減ったことを実感しました。考えてみればハードから自前で作るアーケードゲームはもともと中小のメーカーには辛いジャンルなんでしょうが、寂しいものがあります。
今回はコナミの「麻雀格闘倶楽部」、「トーナメントマスター」、セガのカードゲーム(セリエA)など「マスビデオゲーム」とも言える機種が目立ちました。またメダル用パチスロの出展が多く、ナムコでも展示されていました(カトウ製作所のものですが)。
最近のアーケードは手で触れられる形の「結果」が求められているなと感じてます。プライズ、写真マシン、メダルゲーム、カードシステム等全て結果が手に取れるモノに反映されるタイプのマシンです。そして現在注目されたり売れているのもこのジャンルで、この辺に家庭用との違いを見いだしてゆくのか、とおぼろげに予想しています。
他には、ここを読まれている人だとご存知の方も多いかと思うんですが、オールドゲーム研究家(今度公式な肩書きを教えて下さい)のITRさんともお会いしました。ITRさんは「普通のゲーマーはセガブースで会い、同人系の人はバンプレスト周辺で見かける」と言われてました。その通りに私はバンプレストの前にいました。単にナムコブースから移動していただけなんですが…(^^; 春になったら晴海跡地にあるゲームセンターを探検したいですね、などという話をしました。
しかし、AOUは入場料1000円だったような気がするんですがいつの間に1500円になってました。これでもコンピュータ系の展示会よりは安いんですが、ちょっと割高感が。入場料を取り戻すためにメダルゲームでメダルを湯水のように使いました。私のショー恒例の行事です。
【参考リンク】見城こうじの空想ゲーム学/第26回
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