更新日: 2003 01 04

 

 

■変化のビッグサイト

2002年12月29日
 ビッグサイトの周辺はまだまだ開発途上です。コミケに行くたびに微妙に周辺が変化していきます。今回、駐車場が無くなったりパナソニックセンターがオープンしたり(写真)、いろいろな変化がありました。
 当然コミケットのルール(誘導路とか)も毎回変わります。前回と同じ、と思っていると現地で痛い目にあいます。…私がそうでした。宅配搬入分は午後九時までに持ち出さないと10時半まで窓口が閉鎖されてしまうのです。九時半ごろまで大丈夫だろう、と思って8時30分ごろに着いたら… 見事搬入遅刻してしまいました。

 個人的にコミケの朝がとても好き。開場前の露店。普通でないコンビニの光景、開場準備の慌ただしさ、コミケでしか見かけないサークルが集まる様とか全てがイイ。
 そもそも今回はサークル入場が東からのルートでした。このルートは普段は何でもないんですがコミケの時だけは100m近い行列が出来るという魔の横断歩道が出現します。ごく普通の歩道にコミケの群集が集中するのでこうなってしまうんですが、これで20分ぐらい足止めされてしまいました。会場内に入ったのは9時ギリギリ。予定通りに家を出たんですが… そもそも予定自体が甘かったというオチ。
 次回からはもっと早く出ます。反省。(でも西から入らせて欲しい…)

■会場

 スペースに辿り着くと気分屋さんが待っていました。前述の通りこちらは10時過ぎるまで在庫を取りに行けないので、一時的に気分屋さんの発行物だけを並べてスタート。流線堂のスペースは東6。定時外の荷物受取所は東1(対角というウギャーな事態)。オパオパさんに手伝ってもらい、急いで往復。早めに来てくださった方、申し訳ありませんでした。委託物しか置いてなかったので奇妙な光景だっただろうなあ。
 それでも何とか二時半にはメインの発行物を売り切ることができました。今回はなぜかいつもより慌ただしかったコミケでした。スペースにお越し頂いた皆様ありがとうございました。今日の「新刊」は縮刷版CD3だけでしたが、それも早く売り切れてしまい「もう少し作っていれば…」と思いました。
 この件で同人ソフトがなぜ早く売り切れるか分かりました。CD-Rだと一枚ずつ手作業で焼かなければいけないし、意外にかさばるので大量に持ち込めない。かと言って宅配だとケースの割れが心配、と難しい要素が多いんですね。プレスは500以上じゃないと現実的じゃない。

■シャッター前

 今回の配置は会場の一番奥、シャッター大手と正面向かいになる場所でした。なので海からやってくるヒンヤリとした風が終始吹き込みました。最盛期は同人誌の表紙がめくれそうになる位。さすがに午後になって閉まりましたが、マジで今日は早めに撤収しようかと思いました。あの寒さはヤバいです。
 でもいい事もありました。3時ごろになってスタッフさんが温かい缶コーヒー等を差し入れていただいたことです。コミケに参加してこういう事は初めてだったので嬉しかったです(それほど酷な寒さという事だったんでしょう)。
 

 

■LED電光板

 ちょっと展示に凝ってみようと電子工作をやってみました。LEDのドットマトリクスでサークル名などを表示するというもの。写真が基板です。会場ではLEDを目立たせるため、紫色のフィルタを全面に被せてありました。日中だとちょっと光が弱かったかな? 気付きましたでしょうか。
 使用したのは秋月のH8タイニーマイコンボード。RS232Cだけで書き込みできるので初心者に便利です。電源は9Vアルカリ電池。一本で3時間もちました。プログラミングは私。使用言語はキット付属のアセンブラ。ソフトでドットマトリクスの走査を行ってます。ドット数が少ないのでソフトだけでも何とかなりました。クロック16Mhzなので余裕をもってプログラムできるのも良かったです。

■クロネコ

 密かな変化として、クロネコの搬出列にコンベアが付いたというのがあります。これで重い荷物も転がしながら並べるので閉場後の搬出ラッシュも少し楽に。

 

■変化は続く

 西のエントランス正面ではファミリーマートが建設中になってました(以前コインロッカーがあった所)。間もなくOPENという感じでした(写真)。コミケの時は大変そうだなー。ヒエロンが山積みになってそう。
 りんかい線の輸送力が上がったせいか、混雑もそれ程ではなく比較的おとなしめのコミケでした。夏には新刊持って来たいと思います。

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